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admin on 2012.05.03, under
いい日
03:
北海道から太一がやってきた。大学の何処だか何時だったか…曖昧ではあるが出会ってしまった友人で、一緒に遊ぶグループではなかったのだけど、要所要所で真面目に美術の話しや、将来の話をしてきた、そんな数少ないタイプの友人だった(ほぼ飲みの席だけど)。学生時代に作った、ALTのsuzumushiのMVや、日本の美大生-THE6のポスターなどは、彼の写真を使わせてもらっている。今、絡んでおかないとどっかに行っちまう、今思うとそんな感覚だった様に思う。案の定、僕らTYMOTE、ケンちゃんジュンちゃんのmagmaが旗揚げするとほぼ同時期に、「いぐっちゃん、俺ゃ腰を据えて作品を創りたいから、北海道に戻るわ」と言い放った。やる事なす事に魅力があり、人を集める力のある太一が、こう真逆の作業に覚悟を決めたとき、僕も1つ上の段階にグっと気持ちが引き締まったのを覚えている。同時に、これはデザインの道に進むもんのエゴなんだろう…アーティストとして生きる姿に、潔さ、男らしさ、からの嫉妬に似た感情を覚えたもんだ。
そんな日から3年が経って、彼から下北沢のビレッジ・バンガローの前で待ってる とメールがくる。彼は北海道の生活に相当馴染んでいるのだろうなぁと、特にビレッジ・バンガードと訂正する事もなく、再会する。
自分で親戚の空き家を改造しアトリエにしているらしく、スーパーに行くにも車をしばらく走らせなくてはいけないと言う。そこで一週間ぶんの食料を調達し、とにかく籠って制作の日々。住んでいる人も少ないから、あいつは何もんなんだと言われているだとか、日が昇り、沈んでいく、それが毎日づれていく感覚があるとか、想像するともの凄いリアリティーがあって、それでいて僕には経験できないファンタジーで、とにかく話がおもしろかった。久しぶりの東京はどうだい?という質問に、生感が、生モノが、というキーワードの返しが来て、それだけで十分だった。モノ作りに励む若者同士、共感する喜びを分かち合う時間だった。更なる3年後の約束を立てて、アルコールが加速する
その後は、あいつも呼んじゃう?とかあいつ等飲んでるらしいぞとかで、結局15人ほどの武蔵美の同窓会になって奇跡的な盛り上がりを魅せた。毎度素晴らしいのは、社会的には複雑に関係している僕らが、こうして肩を並べて酒を飲めるということだ。それが、そもそも芸術を志し社会で生きている僕らの特権であって、こうした機会に高まるひとつの共有認識が社会が切り離せない芸術という存在価値なんだろうと思う。常日頃思うのは、この可能性と脅威、いつの時代もこういった人達のさじ加減なんじゃあねぇかと思ってしまう(オブラートに言えなくてスミマセン)。素晴らしい才能を持った友人たちが様々に点在していて、価値観を切り開くためにそれぞれのフィールドで戦っている。僕もその中のひとつ。そのピースであり自分の人生の全て。やっぱり僕には僕の妥協してはいけないやるべきことが目の前に広がっている。インターネットから北海道のど真ん中にエールだっ
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admin on 2012.04.18, under
日々
18:
自分は体育系なんです と、こんな仕事を選んでおきながら言うのはナンセンスだとは思っているけれど、僕は高校まで必死に仲間と野球に取り組んだ事を、どうしたって誇りに思っている。どうしたって言いたい…。途中、デザインやアートというものの華やかしさに憧れて、浮き足立ってダメダメベースボールな日々もあったのだけれど、野球推薦で高校に入った事もあって、夏の大会最後のラストバッター、最悪のスイングの瞬間まで野球一本で生きてきたつもりだ。(僕のセカンドフライで幕を閉じる)悔いなしw
つい先日の日曜日、多摩川沿いで花見がてらキャッチボールをしようとなり、特別仲の良かった仲間と集まる事になったのだけど、案の定中止。そう予定通りにいった事もない。鳥取砂丘でキャッチボール!!という企画も金が無くて辿り着かないという失敗を経験しているチームだ。小学校の先生になる友人がいるんだが(代打の切り札)何故か格闘技を続けていて、KOされて目の骨が折れたか何だかで、目が見えなくなって入院してる。という情報だけ入ってくる。まー、何だかそこが野球部らしいのかもしれないけれど、大丈夫だろ とか言いながら、仲間と目に良いものをとりあえず持っていこうとなり、ブルーベリーが入ったケーキやらジャムやらパンやらを買って、花見の代わりに見舞いに行く
するとステロイドを注入してるか何だかで超元気。目も普通に見える様になったらしく一安心。いつも通り思い出話やら、近況報告などで盛り上がる。
スポーツは若いうちやっておいた方が良い。財産になるのだから という大人の言葉を、当時僕らは大して意味も分からないまま、集団の中に属す という何らかの正義感に駆られて動いていた様に思う。本当にプロに行っている人たちは、そんな事を言われずとも、一点のみ見つめている人達だったろうと思うのだが。もちろん精神力的なものや、集団の中での自分の立ち回り方、目上の人に対してのコミュニケーションという類いは、言わずもがな、皆社会に出てあの時が活きていると自信満々に自覚してるだろう。けれど、この歳になってこの財産を感じるのは、一緒になってナンラカを目指した仲間が、今それぞれでナンラカを目指しているということだ。
普段、まったく関わりのない仕事をしている奴ばかり。小学校の先生(代打の切り札)、超エリート経営コンサルティング(3番ショート)、親父の鉄工所を継ぐ二代目社長(俺の補欠キャッチャーw)、他にもゴルフ屋の店長だったり、スタジアム管理してる奴、トラック野郎、レスキュー隊員、変態、など、野球部には様々な仕事をしてる友達がいる。それが今になって超楽しい。みんな同じ仕事じゃないから気も張らず、けど何処かで必ず仕事という点でリンクしていて、へぇ〜なるほど となる。
中でも、経営コンサルタントの友人の話は面白かった。様々な経営者と会い、その想いを汲みつつ会社を良い方向に導かせるのがいわば仕事で、普通にコンサルしてもらいてーなと思ってしまった。高くてとても頼めないけれど。
一つ胸に止めておきたい会話は、僕が「言葉にしづらい、いわば直感的な連続から、根拠もなく見えてるものをどのように伝えれば良いか」という質問に、「その直感にも必ず、何らかの経験や要因が絡んでいる。それをしっかりと紐を辿って言葉を見つけていくのは経営者としてとても大事。【理論】というと固く聞こえて嫌悪感を抱くかもしれないが、それを導く作業が会社、チームの方針になっていくんだよ」と3番でショート、花形だった男はサラリと言った。これはよっぽどあなたはデザイン的な仕事をしてらっしゃいますねと思ってしまった。それを隣で聞いていた、経営を学ぶ二代目社長(俺の補欠w)から、基本だよ基本!!初歩!! と異様に熱のこもった野次が飛ぶ。彼もプレッシャーの中で勉強しながら必死にやっている。ふむふむ。これはやっぱり天然素材系代表というテイで乗り切るのは許されないんだろうなと思い、少し反省。が付け加えてこうも言ってくれた。色々なタイプの経営者がいる。俺はイグッちゃんが代表やってるのはめっちゃ分かるよと言ってくれた。この辺もエリート経営コンサルティングの腕前なのか…
なにはともあれ、とても良い時間だった。僕の夢はこういった仲間とも何か新しい事をやっていくこと。ジャンルは違えど、能力が高ければ必ず絡める要素があると思ってるのだけれど、、、漠然としてるのでこれに関しても【理論】を考えておかなくては。やっぱり苦手なのかもなーw 精進精進
04:
Fragmentさんのニューアルバム「Narrow Cosmos 104」のリリースに因んで、収録曲「Polygonair」のミュージックを制作させてもらいました。たまにはここで、色々と映像のこと書かせてもらおと思っちょったんですが、white-screenさんに、とてもキレイにまとめてもらったんで、そのリンク貼り付けさせて頂きまして
レトロなデジタルグラフィックMV! TYMOTEが手掛けたFragment「Polygonair」制作過程の裏側!!
kussyさんdeiiさん2人とも本当に気のいい、親戚のお兄ちゃんみたいな人たちで(叱られるんだったら叱られます)、良いもんになればOK!っていう、モノづくりしてる人とモノづくりしてる人の関係で制作させてもらって、本当嬉しかったっ。そりゃー、こちらも音に負けねぇーの作りやす!!となった。これが良質なクリエイティブスパイラル。どのくらい答えれたのかは分からないけれど、伶と、今ある全身全霊のセンスをもってして臨めたことはとても貴重だった。本当Fragmentさん、そして繋いでくれた石沢さんに感謝です。ありがとうございました。
先ほど見てたFragmentさんのインタビューがとても面白かったのでリンクを
レーベル「術ノ穴」主宰 Fragmentインタビュー
読ませてもらって伶とデザインの世界に飛び込んだ事を思いださざるを得なかった。高校時代から、リラックス読んでdeltaだとか、ガスブック見てpowergraphixさんに憧れて、大学とか行かないで、もう活動初めちゃおうぜとか無謀なこと言って(伶とは同中)、超ダサい(実はダサくないけど)落書きとかしてた時代があったなーて。それを「おまいら多浪するぜ」って冷ややかな目でこちらを見る秀才のヤンつ(坊主(俺も坊主))がいた!すげえ。案の定、俺が一番浪人してw、先に就職した伶、大学院出たヤンつと、また新しい仲間も増えて合流して、今TYMOTEやってる事態。すげえ。本当に悪ノリだw その感じをFragmentさんも、うちらに通じるもん感じるからって言ってくれたのかなーて勝手に思います。※Fragmentさん、TYMOTEは悪ノリじゃありません
はい。そんなFragmentさん/術の穴さん主催のイベント、ササクレフェスティバルが行われます。僕らもVJで参戦です。この機会に是非。
術ノ穴 × REPUBLIC Presents ササクレフェスティバル VOL.1
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admin on 2012.02.04, under
日々
04:
なんだか楽しそうだなぁという直感に任せていろんな所に足を運んでいる。大概、なんでいんの!?と言われて、自分的にはそれが結構笑えるんだけど、これはぼく的には大変珍しいことで、初めて会う人が多い場所は人一倍勇気がいるタイプだったし、ホーム感がギリギリでも保てる場所以外は、なんとなく避けて生きてきたように思う。soガキ大将気質
ただここ最近、アウェイ感が楽しい。アウェイ感を感じる時というのは、何か自分が知り得ない熱量を感じとった時で、オレそれ知らねぇんですけど…みたいに、過半数の盛り上がりについていけない時。だとして、今魅力的に感じるのは、その自分が知る由も無かった、盛り上がってるコミュニティが、沢山存在しているという事態だ。そして面白いことに、そこには知り合いたかった人たちが存在している。
点と点が繋がって、面が変形する予感 が溢れている。
大阪でも金沢でも京都でも、また先輩がやっている渋谷のイベントでもそうだったけれど、そこには独自の文脈が流れている。自分が何かに一生懸命になってる間に、誰かが一生懸命になっていて、そこに人が集まり、コミュニティができている。ここで言っているコミュニティってのは、会社という組織も当てはまるだろし、ただの飲み会も当てはまる …という事にしてください。同じタイムラインをレイヤーで生きているんだなあって当たり前の事なんだけど、それが素晴らしい事だと思い感動している。
自分だけでは全ては汲む事ができない そんな事が多すぎて、自分が目指したい世界に向かっている人たちが、沢山いることにとっても勇気をもらっています。自分もその世界で、仲間と呼べる人たちに、何らかを与えれる人間になりたいなぁ と心から思ってます。いる!!
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admin on 2012.01.24, under
日々
24:
アンノウン
昨日は、母校であるムサビの卒業制作を見に行って来た。いつも結局、遅めに行ってしまうもんで、知り合いやちょっと目立つ作品を見たらラっと言う間に真っ暗になってしまうのだけれど、そう、ムサビは何しろ遠すぎる…。今年は、つまり僕が4年生のときの1年生が、卒業制作を迎えていた。実は、行く前からこんな事を感じるのだろうなーと勝手に決め込んでいたのだけれど、やっぱり全体感としてリアリティーが足りない そんな印象を抱いた(ビクビク)。これは個々のレベルとかの話ではなくて、美大、美大生、というもんが全体としてどういう方向に意識が向いていっているのか というそんな事に関わっている話だと思う。で問題に思うのが、そういうメッセージ性が伝わってこない。こういう感じの作品毎年よく見るけれど、誰がこういうの決めたんだろ とか、そもそも展示形態や、フォーマット的なところが気になってきたりする。元はそれぞれに意味があった事だと思うのだけれど、今日、それである意味を感じない。それは卒業制作ってこういう感じっていうのを、4年生が1年生に代々引き継いでしまっているだろうか、はたまた、先生達がずーっと同じ教えを続けているからか…
とはいえ、僕も偉そうな事を言える立場ではなくて、実際卒業制作をミニマムな方向に落ち着かせてしまった1人。僕の卒業制作の最初の企画は、ムサビの一番デカイ12号館という建物に、スポンサーを引っ張って来ての、プロジェクションマッピングという規模のデカイもんだったのだけど、結局自らボツにしてしまった。美大生の完全なる弱点/ お金 や 社会 というもんを払拭したくて、偉そうに、デッカい新しいことやっちゃいますオレ みたいなプレゼンをカマしたのだけれど、何か温度差みたいな空気を感じてしまってw、これは大スベリやらかすぞという不安から、優等生してしまった。その判断はある意味正解だったとは思ってはいるのだけれど。
ここで言っている事は、アートという方向を進んでいる人には当てはまらない事なのかもしれないけれど、卒業制作は学生最後の制作でもあるけれど、社会人(適切な言い方か分からない)になる前の1番始まりの制作でもある訳で、これから美大から飛び立っていく人の、俺はこうやって生きて行くんだ!!くらいの意志や方向性をもっとガンガンに示してほしい。というかそれが、本来就職活動になるべきで、企業の人とかがそこで優秀な人を探しに行けば良いし、逆に学生が呼べばいい。僕のボツ案のように、スポンサーをつけて、それがそのまま企業の事業になっていってもおもしろい。give & take の関係が生まれる事で、下手なもんを作れない。作品の制度や、密度もおのずと上がり、展示までにブラシュアップという言葉も生まれてくる。そんくらい、美大生はデカく出て良いと思う。どう言い訳しようが美術界のエリートなのだからw 聞くところによると、僕らが浪人せざるを得なかった、美大と言えばの倍率が著しく低下しているらしい。美大を敬愛しているからこそなんか悲しいし悔しい。僕らが憧れたデザインやアートの世界ってもんは、そんな簡単なもんじゃない。今こそ学生も先生も一丸となって、日本の美大というもののブランディングを、格式高いものにしていって欲しい と切に願っている。(今日は言い過ぎましたごめんなさい寝ます)
